臨地実習が始まると、睡眠時間を確保することがとても大変です。
そもそも終わらない量の課題、落ちたメンタル、肉体疲労に胃痛など。複合的な要因が学生を眠らせないようにしています。
これは制度のバグ。絶対におかしいので、そろそろ改善してほしいと思っています。
しかし、現状を嘆いたところで即座に変わるわけではないので、
最低限やることやって寝ちゃおうぜ!
悪いのはあっちだバーカ
というメンタルで行こうね!というのが今回の趣旨です。
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速やかに終わらせることが大事
とりあえず、やるべきことを速やかに終わらせましょう。
やるべきことの例は以下。
- その日の実習記録
- 翌日の実習計画
- 必要に応じてレポートの作成
こう書くとシンプルに見えますが、実習記録や計画は時系列で詳細に記載しなければなりません。
今は変わったのかもしれませんが、わたしの頃はすべて手書きでした。レポートだって手書き。
そしてレポートに関しては書籍の情報のみOK(直近5年以内のもの)というルールがあったのですが、資料集めに困るような疾患に当たると詰みますね。そして学校の図書館の書籍古すぎワロタ(笑えない)、ほんといい加減にしてほしい…。
気を取り直して。
まず、悩む時間は無駄です。
物理的なやる気スイッチは存在しませんが、やる気を起こすただ一つの方法は、やり始めること。小さなことから手を付けて、さっさと終わらせてしまいましょう。
では、この【とにかく終わらせる】ために大切なこととは何でしょうか。准看護学校で学んだわたしが生み出した法則は以下の4つ。
①クオリティは気にしない
頑張るベクトルが【提出物のクオリティを高める】という方向に行ってしまうと、行きつく先は地獄。
実習で大切なことはクオリティではなく、そこそこの成果物を期間内に提出しつづけることです。
実習は約1年間断続的に続きます。
クオリティの高いものを目指すのはいいことですが、1年間ずっと続けるなんて身が持たないよ。
解像度低めに、詳細すぎる記載は避けて、適度に手を抜く。
もちろん手を抜きすぎると学びにならないので、そこは実習を通して上手に調整していってくださいね。
②手を止めない
また、書き始めたら手を止めないこと。
手を止めず、最後までやりきることを意識しましょう。
少々おかしな記述になっても大丈夫。先生も暇ではないので、全てを隈なく読むわけではありません。むしろいっそのこと先生に修正させてあげるゾ☆という気持ちでもいいので、速やかに書き上げましょう。
③ゾーンに入ったら休憩する
上段の【手を止めない】と相反しますが、ゾーンに入ったら休憩しましょう。
ここでいうゾーンというのは、筆がのってきて必要以上に詳細に記載してしまう状態を指します。
特に深夜のテンションだと、この状態に陥りがちです。
これはもちろん悪いことではありません。詳細に記載した方が指導者たちからの評価は上がるでしょうし、学びも深くなるでしょう。
しかし今回の主題は、【実習期間の睡眠時間をいかに確保するか】です。
詳細に書き出したその一文が、今夜のあなたの睡眠を妨げます。
お茶でも飲んで一息ついて、軌道修正しましょう。
④携帯を手元に置かない
実習記録を書く際の最大の敵はスマホ。あれはヤバい。
知らん人のリールを眺めてるだけで1時間なんてあっという間。危ない危ない。
携帯を手元に置いた時点であなたの敗北が確定します(敗北?)。
近くにあれば無駄に触ってしまうもの、それがスマホ。
漢字が分からんとか手順をググりたいとかいろいろあるとは思いますが、記録を書くときにネットにつながったデジタル機器は危険です。スマホやパソコンは極力離れたところに置いて、必要な時だけそこへ行くようにしましょう。
寝るときも同じです。枕元でのスマホ充電はまずいです。
ブルーライトの是非については意見が分かれるところですが、そんなことより単純に、枕元にスマホがあると見ちゃうよね。潔く、布団から手の届かない所で充電しましょう。
でもスマホが手元にないと遅刻しないか心配なので、できれば目覚まし時計を買ってください。
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(先日こどもに買いました、振動がすごくて絶対に起きる)
まとめ
今回は、実習中の睡眠時間確保について書きました。
かくいうわたしも実習期間中に睡眠時間がうまく確保できず、患者さんのリハビリ見学時に何度も寝落ちしそうになりました。昼食後って眠いもんね。そして眠いのに眠れない状況ほどつらいものはありません。
これを読んでくれているあなたにはそんな思いをして欲しくない!
そもそも、実習中に眠れないほどの課題を出しておいて偉そうにしてる学校側がおかしいですからね。学校というか体制側?
眠れないと嘆く前に、めちゃくちゃなことを強いられている現実を見て!あなたはとてもよくやっています。まともにやってたら死んじゃうよ。
適度に手を抜き、消化の良いものを食べて、できるだけ眠る。
実習を受け入れてくださっている患者さんを大切にすることはもちろんですが、自分の体も大切に。
あなたが少しでもよい実習ライフを送れるよう応援しています。
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