Netflixで久々に映画を見ました。アトラス。
コロナ発症後ずーーーっと体調が悪くて、ようやく映画が見られるテンションになってきました。
この映画、めちゃくちゃおもしろかったです!
宇宙!SF!ジェニファー・ロペス!
ってもう面白くないはずがないよね~!
アトラスあらすじ
あらすじはこんな感じ。
AIが発達した近未来。始まりは28年前。高度に発達したAIが暴走し、人類を大虐殺。首謀したAIハーラン(シム・リウ)は宇宙に逃げる。そして28年後の現在。主人公は幼少期のある出来事から人間もAIも信頼してない分析官アトラス(ジェニロペ)。かつて宇宙へ逃亡したAIハーランの所在が判明し、軍の生け捕り作戦のため宇宙へ向かうことになるが…。
よかったところ
テンポがいい
壮大な話が2時間にきれいにまとまっています。中弛みせずぽんぽん展開していくので、最後までずっと楽しく見れました。
設定もCGもいい
例えばこんな感じ
- ハリウッドサインが近未来仕様に
- 宇宙船の仕様がアプデされている
- ロボットデザインもかっこいい
ハリウッドといえば!の山の上にあるハリウッド立て看板みたいなやつがドでかホログラムだか何だかになっててウケました。今以上にどーん!としていてまさに“ハリウッド”!って感じ。
あとは宇宙船の中が無重力じゃないし、地上と変わらない感じと“THE宇宙船”という感じが共存していてかっこよかったです。
ロボットのデザインもかっこよくて、コックピット内は日本のロボットアニメ感もありました。
でもこうポリシーみたいなものが垣間見えるシーンがありまして、例えば仙豆的な食べ物を出してくれたり、骨折部位を整復してくれたり(でも激痛)、AEDが作動したり…
ロボット使えば万事解決じゃないからな!人間と共闘するんだぞ!という気概が見られました。めっちゃわかる…!
そして操縦わかんないよ!っていうのがガンダム第一話のアムロ・レイみがあってよかったです。
もちろんCGもすごい!違和感なし。Netflixはすごい。資金力…!
敵の動機にも納得
あと、敵のAIハーランにもちゃんと納得の動機があるんです。
アニメやゲームあるあるですが、世界征服!みたいなことを言ってくる悪役。あれ、冷静に考えるといまいちわからないというか、そのモチベーションだけでよくそこまでできるよなと毎回思うんですよね。付いていく周りの奴も謎だし。
でもこの敵、ハーランには人類を大量虐殺する理由がちゃんとしてるので、まぁそうよね…みたいな気持ちにもなりました。殺されるのは御免ですが…
主人公が女性、かつ白人でもなく若くもない
宇宙で戦う主人公が独身の有色人種の中年女性というのが良かったです。
これってなかなかなくない?
去年上映された、エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスという映画がありました。
(アカデミー賞で7部門受賞しています。わたしはとても好き。)
あとはこれ、2023年のネトフリ映画キル・ボクスン
これらも有色人種の中年女性が主人公の超かっこいいアクション映画でしたが、若くない女性はキャンセルされるというのはショウビズ界の常識でしょう(未だに)。中年男性が主演するアクション映画は多々あるけれど、女性となるとなかなか。
でもそれって違うよね?と思います。違うというか、まぁ違うし、嫌だし、もう飽きました。
いわゆる中年女性のプロトタイプに当てはまらない主人公アトラスはめちゃくちゃかっこよかったです。
ジェニファー・ロペスがかっこいい
有色人種とか中年女性とか言うとりますが、そもそもジェニロペですからね。ごめんなさい、普通の女性ではないです。ジェニロペかっこいい。キレキレのアクションができるのすごい。体の形がね、バキバキのバキなんですよ。そしてどの瞬間もかっこいい。立ってるだけでかっこいい。
ほんと、年齢を重ねても動ける体を作り上げているジェニロペすごい。
ロボットとの絆がエモエモのエモ
ぜひ本編を見てください。
AIと、というかロボットと心を通わせる展開ってエモいよね〜〜〜〜〜!!!!
最近だとブレイバーンで見た!(ちょっと違う?)
そもそもこの映画の主人公アトラスは誰も信用してないですからね!そこからの!エンディング!サイコゥサイコゥサイコゥ!!!!
その他
・シム・リウが時々太賀に見える
・ブレイバーンが頭をよぎる(スミスだし)
・悪役AIのメインキャストが有色人種なのはなぜ…?
久々の映画(自宅ですが)、めっちゃ面白かったです。
こう、自分の世界から乖離している映画を見るのは本当にいいものですね。
宇宙もSFもアクションもすき!というのを思い出させてくれた映画でした。おもしろかった〜!
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