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准看護師ができないことは?現場で感じる看護師との違いについて

働く

准看護学校へ入学を考えているあなた。

准看護師をおすすめする理由はコチラで書きました↓

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では、看護師にできて准看護師にできないことは何でしょうか?

できる処置とできない処置がある?

ナースができることというと、あなたは何を想像しますか?

やっぱり採血や注射、点滴でしょうか。

なんとなくこういうのは看護師の仕事であって、准看護師はできなさそうと感じる方も多いのではないでしょうか?

看護師にできて准看護師にできない医療行為はない

医療行為で言うと、看護師と准看護師でできることは同じです。

採血も注射も点滴も、看護師と同様に准看護師もできます。

看護師と准看護師の違い

詳しくはコチラをご覧ください↓

社会人からナースを目指す!准看と正看どっちを選ぶ?二つの違いをまとめました!
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こちら↑にある通り、できる医療行為は変わりません。

それでは、准看護師と看護師の違いは何でしょうか。

①免許が違う

免許授業時間数
看護師厚生労働大臣免許(国家資格3,000時間以上
准看護師都道府県知事免許(国家資格ではない1,890時間以上
表1

看護師は国家資格ですが、准看護師は国家資格ではありません

准看護師は都道府県知事免許ですが、届け出た都道府県だけでなく日本全国どこでも働くことができます

②看護計画の立案ができない

表1の通り、授業時間数に差があり、授業内容も異なります。通常准看護学校では、看護計画立案の教育やアセスメント能力に関する教育は含まれていません。

そのため、看護計画の立案はできません

③管理者になれない

准看護師の仕事内容は保助看法第6条

医師・歯科医師又は看護師の指示のもとで、傷病者若しくは褥婦に対する療養上の世話又は診療の補助を行う

と定められています。

つまり看護師へ指示することはできないため、管理者になることはできません

④給与が違う

准看護師の方が給与は低いです。

勉強内容が異なり、准看護師のほうが学校で学ぶ知識が少なです。また国家資格と都道府県知事資格と免許も異なるため給与に差があります。

准看護師のメリットはある?

修学年数が短く、はやく現場に出られる

看護師の資格を取得するには大学か看護専門学校へ通う必要があります。大学であれば4年間、専門学校であれば3年間かかります。

准看護学校は2年間。修学年数が短く、その分現場へ早く出られるというメリットがあります。

また進学すれば、准看護師から看護師へもステップアップできます。

学費が安い

例えば私立の大学に通う場合、数百万円の学費がかかります。准看護学校であれば概ね100万円程度です。

高校新卒であれば、生涯年収を考えて看護師資格を取得するのがよいと思います。

しかし例えばわたしのように、子どもがいてフルタイム勤務が難しいが医療現場で働きたいという人での場合、いきなり看護師資格を取得するのではなく、まずは准看護師になるというのもおすすめです。

看護師か准看護師か考えるときに、これから得られる生涯年収の面から考えるのも大切だと思います。

ブランクがあっても採用されやすい

地方の場合、医療職は慢性的に人材不足です。求人数も多く、ブランクがあっても採用されやすいです。

管理者になれない

働くということにおいて、考え方は人それぞれです。

看護師は管理者になれますが、管理者は責任が重いですよね。管理者になりたくないな…という人にとっては、准看護師でいることがメリットになるかもしれません。

働いている時に感じたこと

ここからは、わたくし鬼瓦の経験からお話しします。参考までにお読みください。

肩身が狭いということはない

わたしは准看護師の資格を取得してから、病棟とクリニックで働いてきました。地方ということもあるのか、准看護師と看護師の人員数はそう変わらず、准看護師で肩身が狭いということはありませんでした。

軋轢があるところも

しかしSNSやネット上では、看護師と准看護師の軋轢を目にすることがあります。わたしが働いてきたところはたまたまラッキーだったのかもしれません。

働く場所は分かれている?

ただ、看護師と准看護師では働く場所が割と分かれているのではないかと思います。

大きな病院では看護師しか採用しないところも多いです。一方で介護施設やクリニック等ではまだまだ准看護師が多く働いています。

働く場所での看護師と准看護師の割合を考慮して就職先を探すことがポイントになるかもしれません。

人間関係の悩みは増える

医療現場で働き始めてから、事務職時代と比べて人間関係の悩みは増えました。しかしそれは、人と密に接するから仕方がないのかもしれません。また看護の仕事は人の命にかかわります。精神的重圧は事務職の比ではありません

ほとんどの時間をパソコンと向き合っていた事務職時代もやばい奴はたくさんいたと思いますが、接する時間が短いせいで分からなかっただけなのではないかと思います。

一人で仕事を進められる事務職と異なり、看護の仕事はチームプレイです。精神的重圧もあるので、その人の個性がむき出しになるのではないかと思います。

まとめ

今回は、看護師と准看護師の違いについて、働いている時に感じたことも併せて書きました。

女性が出産等で一度離職すると、独身のときと同じように働くのはなかなか困難だと思います。

医療現場は人材不足であるため、比較的正社員になりやすいです。また同じように子どもをメインで養育している女性が多く働いているので、子どもを持っても働きやすい環境だと思います。

セカンドキャリアとして、准看護師は良い選択肢であると考えます。

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