今回は、准看護師をめざす社会人の方へ向けた記事です。
きっかけは、MJ看さんのコチラのポスト↓
注)MJ看さんは元自衛官の准看護師さんです。准看護師のリアルをポストされています!
このブログを読んでくださっているのは、准看護師に興味をお持ちの方ですよね。
お金をなるべくかけずに資格を取れたらいいですよね~!
というわけで、社会人から准看護師を目指している方へ、自己負担を抑えて准看護師になる方法を書いていきます。
准看護学校はリーズナブル、とはいえもちろんお金はかかる
准看護学校は、看護大や看護専門学校に比べてだいぶリーズナブルです。
わたしが准看護学校でかかったお金についてはコチラに書きました↓
いくら准看護師がリーズナブルな資格とはいえ、学校に通うにはお金がかかります。
2年間の学費や教科書代、実習着、シューズ、ステート、血圧計、文具代など。
もちろんその他にも。家賃、食費、通信費、交通費、交際費…。細かく挙げればキリがありません。
自己負担を抑える方法
自己負担を抑えるために使えるのは
- 専門実践教育訓練給付金
- 奨学金
- バイト
上記の3つです。詳しく見ていきましょう。
専門実践教育訓練給付金
中でも専門実践教育訓練給付金は、最大で受講費用の70%[年間上限56万円]を受講者に支給するというとてもうれしい制度です。
ただ、以下の注意点があります。
雇用保険に加入する働き方をしている人は必ずチェックしましょう。
学校によっては、授業料の最大70%が返ってくるところもあります!
コチラの記事に専門実践教育訓練給付金の対象学校一覧や制度についてまとめてありますので、ぜひご覧ください↓
奨学金
奨学金には、貸与型(返済が必要なもの)と給付型(返済が不要なもの)があります。
いくつか種類がありますが、今回は以下の3つについて書いていきます。
- 日本学生支援機構の奨学金(貸与・給付)
- 病院独自の奨学金
- 都道府県の奨学金
①日本学生支援機構の奨学金(貸与・給付)
利子の付かない第一種奨学金と、利子の付く第二種奨学金があります。そして、返済の必要な貸与型と給付型があります。利子の有無や返済の要不要については世帯収入や資産の要件があるので、要注意です。
詳しくはコチラ→日本学生支援機構HP
②病院独自の奨学金
卒業後、奨学金を出してくれた病院で一定期間勤務することで返済が不要な奨学金です。在学中から看護助手としてその病院で働く場合が多いようです。
検索エンジンで「(お住まいの都道府県) 准看護師 病院奨学金」等で検索すると候補が出てきます。
ただこれについては、その病院でまだ働いていない人にはおすすめできないかなと思います。なぜなら、働いてみたけどやっぱ無理!というパターンをいくつか見てきたからです。
医療職は特殊な世界です。他職種から転職した人の中には職業ギャップに悩む人が多いです(わたしもそう)。看護助手として働きながらその病院の奨学金を受けていた同級生もいましたが、半数は早めの段階で辞めていた印象です。
病院独自の奨学金をおすすめするのは、入学時点で既に看護助手として働いている場合です。上の人に相談してみましょう。
③都道府県の奨学金
資格取得後、一定期間を所定の医療機関などで継続して勤務することで、借りた資金が返還免除となります。
(都道府県によっては、返済が必要な場合もあります。ちなみに上のツイートに出ていた埼玉県の場合は、返済が必要でした…)
検索エンジンで「(お住まいの都道府県) 准看護師 奨学金」等で検索すると候補が出てきます。
都道府県によって基準が異なるようですが、指定の医療機関であれば転職できる場合もあるようなので、病院独自の奨学金よりは申し込みやすいのではないかと思います。(申し込む前に要確認です!)
奨学金を申し込む際の注意点
退学した場合や卒業後就職しない場合、所定の期間内に離職した場合など、借りた金額を一括返済しなければいけないこともあります。
上記のリスクをよく考えて申し込むようにしましょう。
バイト
これは色々ですね。
わたしは夫が単身赴任、子どもが1歳、実家が遠方と働くことはできませんでしたが、同級生の中にはバイトをしている人ももちろんいました。病院で看護助手をしている人も、その他のバイトをしている人も。
学校によっては授業が半日で終わるところもあるので、実習がない時にはバイトを入れやすいと思います。
卒業したらどのみち医療機関で働くことになるので、好きな職種で働くならこれが最後のチャンス!
もちろん看護助手で働くのも、医療現場のリアルを知れる格好のチャンスなのでおススメです。
まとめ
今回は、社会人の方が自己負担を抑えて准看護師資格を取る方法について書きました。
社会人で雇用保険に加入している人は、専門実践教育訓練給付金の学校に通うと学費が最大で7割返ってきます。わたしの学校もこの制度が使えたらよかったのに…!
雇用保険加入期間が2年以上の方はぜひ一度調べてみてください。
他には返済不要の奨学金もありますし、実習中以外はバイトをする余裕もあると思います。
便利な制度は使えるだけ使って、お得に資格を取得しましょう♡
応援してます♡
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